映画「女と銃と荒野の麺屋」が面白い!&監督チャン・イーモウ特集

チャン・イーモウ監督映画「女と銃と荒野の麺屋」が面白くて、個人的に作ったサイトです。「女と銃と荒野の麺屋」にハマり、監督の他作品も見て、どんどんのめり込んで行きました。

とにかく笑える!しかもハラハラ・ドキドキ!冒頭、麺屋にやって来た西洋人が妻にを売りつけることから始まるが、舞台は、清朝頃の中国のはず・・・。
火星を思わせるオレンジ色の荒野に、ポツンと店が建っているシュールな風景
かなり派手な衣装でかなりエキセントリックな店の住人、
奇妙な風車を装備し、サイレンのような轟音を響かせる黒ずくめの怪しげな警官隊
時代劇?ファンタジー?それもまたよし!

映画日記としてここでは私がハマった映画「女と銃と荒野の麺屋」と、監督チャン・イーモウを特集しました。

女と銃と荒野の麺屋

『あの子を探して』『初恋のきた道』などの感動作、『HERO』『LOVERS』といった豪華絢爛な大作と、常に新境地への挑戦を続けてきたチャン・イーモウ監督。そんな彼が、20年以上前に鑑賞して以来、忘れられない一本と語るコーエン兄弟の1984年作『ブラッド・シンプル』の“再創造”に挑んだ。夫と妻、その愛人と私立探偵が繰り広げるクライムサスペンスを、ストーリーの骨格を踏襲した上で、舞台を中国の砂漠に置き換え時代ものとして蘇らせた。主要キャラクターたちが、嫉妬、復讐心、欲に駆られ、果ては悲劇のドミノ倒しを招く展開がブラックユーモアたっぷりに描かれる。明と暗、昼と夜のコントラスト、鮮やかな色彩の衣装は見逃せないアクセントだ。

解説

「LOVERS」のチャン・イーモウがコーエン兄弟の「ブラッド・シンプル」を、舞台を中国に置き換えてリメイクしたクライム・スリラー。大金と銃を巡り、破滅していく男女をシニカルに描く。出演は、「カンフー・ダンク!」のヤン・ニー、「遥か、西夏へ」のニー・ダーホン、「花の生涯 梅蘭芳」のスン・ホンレイ。

あらすじ

万里の長城の西の果てにほど近い荒野の町、中国の嘉峪関。店主のワン(ニー・ダーホン)、彼の妻(ヤン・ニー)、住み込みで働く青年リー(シャオ・シェンヤン)とジャオ(チェン・イェ)、小柄な女性チェン(マオ・マオ)の5人で営む中華麺屋が、ぽつんと建っている。卑劣で凶暴な上に強欲なワンは、従業員の給料を何ヶ月も滞納しながら私腹を肥やしている。10年前にワンに買われた妻は、夫から虐げられながら、実はリーと不倫している。ある日、妻はペルシャの行商人から銃を買う。臆病なリーは不倫がばれないか気が気でない上に、彼女が銃を買った目的がわからず神経質になる。ワンから賄賂を受け取っていたジャオとこの地域の巡回警察官のチャン(スン・ホンレイ)は、妻の銃と不倫のことを、それぞれワンに密告する。妻と従業員の裏切りに激昂したワンはチャンに、高い報酬と引き換えに2人の殺害を依頼する。警察官の薄給に満足していなかったチャンは、ワンの計画に加わる。翌日、ワンが店を留守にすると、妻とリーは馬車で南の丘に赴く。そこで2人が昼寝をしていると、大きな剣を構えたチャンが現われる。チャンは2人に見つからないよう馬車に忍び寄り、妻の銃を見つける。夜、チャンは血のついた妻とリーの服の切れ端を持って、ワンの元を訪れる。ワンが金庫から報酬の金を出し渡そうとすると、チャンは銃を構え引き金を引く。ワンが完全に動かなくなったことを確認したチャンは、金庫の金を全て持ち出そうとするが、金庫の鍵が開けられない。部屋の入口に、ジャオとチェンがやってくる。給料の未払いを取り戻そうと、金庫の開け方を調べたジャオが部屋に入ろうとするのを、チェンが止めている。2人が口論している間に、チャンは自分の痕跡を消して窓から逃げ出す。しかし机の上には、銃が残されていた。漆黒の闇の中、ワンの死体から血が滴り落ちる。そこに、ひっそりと人影が現われる……

2011年9月17日(土)より渋谷シネマライズほか全国順次公開
『初恋のきた道』『LOVERS』など多彩な作風で世界中から高い評価を受けるチャン・イーモウ監督が、ジョエル、イーサン・コーエン兄弟の『ブラッド・シンプル』を中国­に置き換えてリメイクしたノワールタッチの時代劇。舞台を中国の原野にし、強欲な夫、妻とその浮気相手、妻と浮気相手の殺害を依頼された悪徳警官がたどる運命を、ブラック­ユーモア満載で描く。キャストには『王妃の紋章』のニー・ターホン、『花の生涯~梅蘭芳(メイ ラン ファン)~』のスン・ホンレイら実力派がそろう。

ニュース:チャン・イーモウ、コーエン兄弟デビュー作のリメイクでラッパーデビュー?

引用:http://eiga.com/news/20110914/9/

[映画.com ニュース] 中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督が、最新作「女と銃と荒野の麺屋」の出演者とともにラップを披露している特別映像を、映画.comが独占入手した。

「初恋のきた道」(2000)で繊細な恋愛を描き、「HERO」(02)でダイナミックな時代アクションを扱ったイーモウ監督が、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟のデビュー作「ブラッド・シンプル」(84)をリメイク。米テキサス州から中国・万里の長城へ舞台を置き換え、オリジナルのストーリーを踏襲しながら時代物へと変容させた。

万里の長城の果てにある荒野の町で中華麺屋を営むワンは、妻と若い従業員リーの浮気を知り、警察官チャンにふたりの殺害を依頼。しかし、麺屋の金庫に隠された大金を狙うチャンの思わぬ行動によって、それぞれの思惑に食い違いが生じる。人気コメディアンのシャオ・シェンヤンがリー役を演じるほか、スン・ホンレイ、ヤン・ニーらが出演。

特別映像は、メガホンをとっているときの厳しい表情とは一変し、シェンヤンとともにノリノリでラップを披露。力強い歌声で“おじ”や、“木材”という言葉を繰り返す、シュールな映像に仕上がった。鮮やかな色彩の劇中場面と、撮影現場でのキャストとの和やかな雰囲気も垣間見ることができる。同楽曲は、中国版の劇場公開時にエンディングテーマとして使用された。

「女と銃と荒野の麺屋」は、9月17日から全国で公開。

ブラッド・シンプル

ブラッド・シンプル』(原題: Blood Simple.)は、1984年製作のアメリカ映画。コーエン兄弟制作映画。コーエン兄弟のデビュー作である。1984年に北米各地の映画祭で披露され、翌1985年1月18日に一般公開された。日本では2000年11月4日にキネティック配給で『ブラッドシンプル ザ・スリラー』の題名で公開された。

1985年度のサンダンス映画祭審査員大賞、同年度のインディペンデント・スピリット賞の監督賞と主演男優賞を受賞した。

ストーリー

舞台はテキサス州のとある街。酒場の経営者ジュリアン・マーティは、妻のアビーと従業員のレイが浮気をしているのではないかと疑い、私立探偵のローレン・フィッセルに二人の動向を調査させていた。

二人を尾行したフィッセルから報告を受け、妻の不貞を確信したマーティ。彼はレイを難詰するが、話し合いは失敗に終わる。怒りで我を失ったマーティは、今度はアビーとレイの殺害をフィッセルに依頼する。

一度は仕事を引き受けたかのように見えたフィッセルだが、二人の代わりに依頼人のマーティを銃撃、店の金庫にあった売上金を奪って逐電する。マーティと再度話し合いをするために酒場を訪れたレイは、部屋に残された血塗れのマーティを見てアビーの仕業だと思い込み、一人で彼を始末する。

一方、フィッセルも犯行現場に愛用のライターを置き忘れたことに気付き、それを取り戻すために動き出す。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
レイ ジョン・ゲッツ 江原正士
アビー フランシス・マクドーマンド 玉川紗己子
ジュリアン・マーティ ダン・ヘダヤ 長克巳
ローレン・フィッセル M・エメット・ウォルシュ 峰恵研
モーリス サム=アート・ウィリアムズ 乃村健次

作品解説

音楽

ラストで流れる曲は、フォー・トップスの"It´s the same old song"である。

ディレクターズ・カット版

1999年にコーエン兄弟によるディレクターズ・カット版が製作された。再編集によってオリジナル版から数分間短くなり画質が改善されたほか、一部の楽曲がほかのものに差し替えられた。

リメイク

2010年にチャン・イーモウ監督によって中国に舞台を置き換えて『女と銃と荒野の麺屋』というタイトルでリメイクされた。こちらはコメディ色が強く描かれており、エンディングでは小沈阳の我只是个传说の曲に合わせて出演者全員が麺を回しながらダンスを踊る壮大なシーンで締めくくられる。

麺屋特集